世界的音楽家坂本龍一さんが3月28日に亡くなりました。
71歳という若くして亡くなった原因は直腸癌でした。
直腸がんと宣告された時には余命宣告もされていたそうです。
坂本さんはリンパや肝臓などへの転移も見つかったと話されていました。
坂本さんの闘病について調べてみました。
坂本龍一プロフィール
出生名 | 坂本 龍一 |
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生誕 | 1952年1月17日 |
出身地 | 東京都中野区 |
死没 | 2023年3月28日(71歳没) |
学歴 | 東京芸術大学大学院修士 |
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職業 |
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担当楽器 |
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活動期間 | 1978年 -2023年 |
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共同作業者 |
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直腸がんで余命宣告されていた
坂本さんは2014年6月に中咽頭がんを患っていました。
喉の違和感などから中咽頭がんの発見に至ったそうですが、ステージなどについて公表されていませんでした。
ニューヨークの病院で治療を受けその後、完治しています。
しかし2020年6月に今度は直腸がんを宣告されたことを2021年1月に公表しています。
公表した1月にはもうすでに手術を終えその後の治療を行っているということが記されています。
ニューヨークの病院で抗がん剤治療を続けていたそうですがなかなか効果が表れず、2020年11月に脳ドックを受けた際に転移が見つかったといいます。
脳ドックを受けたのは物忘れが気になりだしたからだそうですが脳ではなく違うところの転移が見つかってしまったのです。
日本の病院で脳ドックを受けていたそうですが『何もしなければ余命半年』と余命を宣告されたそうです。
また、既に放射線治療で細胞がダメージを受けているため同じ治療ができないことや『強い抗ガン剤を使い、苦しい化学療法を行っても5年の生存率は50%』と辛い現実を告げられたそうです。
そして2021年1月に転移していた直腸の原発巣と肝臓2か所、さらにはリンパへの転移を取る手術を受けたそうです。
その後2021年10月と12月の2回に分けて、両肺にも転移していたガン腫瘍の摘出手術をし2年間の間で計6回の手術を行っていたそうです。
症状は?
直腸がんの症状については何も記載はされていませんでした。
中咽頭がんのフォローでの検査なのでしょうか?
『2020年6月にニューヨークで検査を受け、直腸ガンと診断されてしまいました。』と話されています。
直腸がんのステージ分類は?
直腸がんと宣告されたときは転移などの説明はなかったようです。
しかし、その後日本の病院で何か所かの転移を指摘されています。
転移があることでステージ分類は”4”となります。
「演奏する体力が落ちてしまった」
闘病生活をしていた坂本さんですが昨年12月「NHKミュージックスペシャル 坂本龍一プレイング・ザ・ピアノ」に出演した際、がんとの闘病生活について語っていた場面がありました。
「かなり体力が落ちてしまって、1時間とか1時間半とか、通常のコンサートは難しいです。なので今回、ちょっとずつということで撮影して、それを編集してひとつながりのコンサートにして、発表しようということになりました」
この頃から少しずつ病状が悪化していたのかもしれないですね。
3月14日のInstagramで激やせ姿
亡くなる2週間前の3月14日に自身のInstagramに最新ショットを載せていました。
痩せているようにみえますがまだお元気ですね。
その後に急速に悪化していったのでしょうか。
まとめ
坂本さんが闘病していることは公表されていたのでみなさん御存知だったと思います。
『ガンとともに生きる』と病気を受け入れ治療を続けていた坂本さん。
最後まで”世界の坂本”として音楽活動を行っていました。
まだ坂本さんの音楽が聴きたかったので非常に残念です。
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