第79回『大学将棋名人戦』で“ソフト指し”をして失格となった学生がいます。
こちらの学生は優勝後に不正・失格となりました。
不正となった”ソフト指し”とはどのような行為なのでしょうか?
また、なぜ”ソフト指し”が発覚したのでしょう?
- ソフト指しとは?
- なぜソフト指しの行為が発覚したのか?
- 不正をしたのはどんな人?
気になるところをまとめていきます。
将棋のソフト指しとは?
今回失格となった行為の”ソフト指し”
一体どのような行為なのでしょうか?
ソフト指しとは他の誰かと将棋の対戦をしている時にコンピュータ将棋ソフトから指し手の教えを乞う、将棋のルールの中で最もな卑劣な反則行為のことです。
将棋のルールでは、対局中に助言を受けると反則負けになります。
その中でもコンピュータ将棋ソフトから助言をもらうことは以ての外。
それが発覚すると今後対局すら出来なくなる、言わば”出禁”となるようです。
”ソフト指し”は隠れてやればばれないのでは?と感じますが、形跡は棋譜に現れ対戦履歴に現れます。
将棋というのは対話であり、指し手や時間の使い方には意味があるといいます。
一局のなかで、相手の考え方や技量などを知ることが出来るそうです。
”ソフト指し”を行うと今まで相手に見られなかった異質なものが次から次に出てきます。
プロであれば”ソフト指し”の行為は、簡単に見抜けるようです。
ソフト指しを行った学生名人は眞田アクバル?
”ソフト指し”を行い失格となった学生は誰なのでしょう?
眞田アクバルさんという名前が挙がっています。
眞田さんは学生のアマチュア棋士で、詳しい情報はあまりありません。
- 名前:眞田 アクバル
- 生年月日:2001年〜2002年
- 年齢:21歳〜22歳?
- 居住地:三重県四日市市
- 大学:愛知大学4年
眞田さんの経歴は中学の頃からになります。
中学校の頃から数々の成績を収めています。
- 2012年:ジュニアCTY杯 3位
- 2013年:ジュニアCTY杯 優勝
- 2014年:ジュニアCTY杯 優勝
- 2022年:名人戦三重県予選 優勝
- 2022年:秋季個人戦 優勝
- 2023年:名人戦三重県予選 優勝
以前にも離席が目立っていたとの情報もあります。
このようなケースは部全体がペナルティを課せられることもあるようです。
学生名人戦での不正なので、昔読んだ規定から部全体にペナルティが課せられることもあったと思うが、愛知大将棋部や運営からは何か声明が出るだろうか。
眞田アクバルが失格となったのはなぜ?
このように”ソフト指し”の行為はプロであれば簡単に見抜けてしまいます。
今回不正をした学生は一度は優勝しましたが、その後の調査により”ソフト指し”が発覚したそうです。
なぜ調査が進められたのでしょう?
それは一部の参加者からの申し出があったことがきっかけだったようです。
学生は体調不良という理由により対局中、何度か離席していたそうです。
優勝が決定後すぐに学生に確認をしたところ、学生のポケットの中には電源が入った携帯電話が入っていたそうです。
その携帯の中身を確かめると、将棋AIのアプリを常時ログインしていた形跡があったとのこと。
このことから学生は失格となりました。
まとめ
大学将棋名人戦で”ソフト指し”をして失格となった学生は眞田アクバルさん。
”ソフト指し”とは将棋界では絶対にやってはいけない行為で、今後対局すらできなくなる可能性も出てきます。
部全体がペナルティを課せられることもあるようです。
今後どのような動きを見せるのか注目が集まりますね。
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