SNSで滝沢ガレソさんが投稿した三重県の高花平小学校で起こっているいじめの隠蔽問題が大きな話題になっています。
生徒6人と担任からのいじめ、学校側のいじめの黙認。
被害者のA子さんと家族は学校側との悲痛なやりとりを明かしています。
高花平小学校いじめ問題の加害者は誰?
今回のいじめ騒動の本当の一番の加害者は誰なのでしょうか?
生徒6人から始まったいじめ。
一番問題となった生徒というのはわかりませんが、担任の先生もいじめに加担し、校長先生もいじめを認知していたにも関わらずに対応をしてこなかったのが大きな原因となってしまったのでしょう。
高花平小学校の詳細
高花平小学校は三重県四日市市にある私立の小学校です。
教育目標「確かな学力と豊かな心を持って、たくましく生きる子供の教育」
子ども向けキャッチフレーズには「あいうえおの学校」とし、子どもたちにもわかりやすい学校の教育目標が掲げられています。
あ:あいさつをする学校
い:いじめを許さない学校
う:うつくしく安全な学校
え:えがおで元気な学校
お:おもいやりのある学校
こちらのキャッチフレーズには「いじめを許さない学校」といった文言も。
なぜこのような目標を掲げているにも関わらず、今回のいじめ問題が大きくなってしまったのでしょうか。
高花平小学校のいじめ問題時系列まとめ
現在騒ぎになっている高花平小学校のいじめ問題とは一体どのような問題なのでしょうか?
同級生6人からのいじめが始まる
2020年頃、当時小学校2年生のA子さんが同級生6人よりいじめを受け始めます。
2021年2月、A子さんの保護者が学校へ相談しましたが担任はいじめを黙認し放置。
2021年11月、A子さんの保護者が学校へ再度相談しますが、対策に応じるどころか担任による問題行動が始まります。
担任による問題行動
担任は、給食に虫を入れられたA子さんへ「虫をとって食べなさい」と発言。
担任の隣に座るA子さんへ足を引っかけて転ばせる。
授業中A子さんへわざと難しい問題をあて、答えられないA子さんへ「バカだな」と発言などとても教師とは思えない行動を繰り返していたそうです。
突然の担任異動
2022年3月、担任だった先生は突然別の小学校へ異動となります。
2022年4月、4年生になったA子さん。
校長先生より「何かあったらいつでも私が直接相談に乗るからね」と言われ、登校を再開します。
いじめ再発
しかし、しばらくしてまたいじめが始まりました。
A子さんは校長に掛け合い、相談しますが「あなたの間違いでは?」の一言で終わらせられます。
その後、再びA子さんは不登校になってしまいました。
A子さんの保護者が再度学校へいじめの相談にいきます。
「黙れ!」「これくらい当たり前」発言
この時の相談で初めて校長が顔を出したそうです。
しかし「これくらい私の時代は当たり前だった」と笑いながらの発言。
相談の中で感情的になった保護者へなんと教頭は「黙れ!」一喝したそう。
さらに校長は「来年(2023年3月末)私は定年退職なのであまり波風を立てないでほしい」とも発言されたそうです。
やっと聞き取りを開始
2022年9月、やっと学校側がA子さん家族と加害者家族へ聞き取り調査を始めます。
加害者とされる女子生徒6人のうち4人はいじめを否認しているそうです。
否認どころかA子さん家族に対して告訴をチラつかせたり「このような騒動にされ、こちらが人生をめちゃめちゃにされた。何倍にしてでも返す」と発言した加害者家族もいるそうです。
人権活動家YouTuber加藤秀視氏が参戦
2023年1月、人権活動家YouTuberの加藤秀視氏が同校のいじめ問題に参戦します。
複数の関係者により「担任がいじめを傍観し加担していた」「校長もいじめを放置した」などの有力な証言を得ることが出来たそうです。
そして、加藤秀視さんが校長へ直接電話を掛けますが笑ってあしらわれてしまいます。
それどころか、加藤氏を「部外者」扱いし電話をガチャ切り。
その後も何度か電話をかけますが、切られてしまいます。
加藤氏の自身のYouTubeで特集
2023年1月~同校のいじめ問題を自身のYouTubeで複数回にわたって取り上げたことにより世間からの注目を浴びるように。
保護者説明会開催する
そして今月、高花平小学校校長は保護者説明会を開催し、学校側がいじめを認知していたにも関わらず放置していたことを認めました。
しかし、この説明会では元担任の問題行動については言及されなかったそうです。
【報告】ある小学校で発生したイジメを学校側が数年にわたり放置し隠蔽していた事件をまとめました
高花平小学校の今後の対応は?
このような事態に校長も望んでいた円満退職は出来ないでしょう。
ここまで大きな話題となればメディアも介入していきそうですね。
校長はどのように語るのでしょうか。注目したいところです。
また、加害者生徒の家族が放ったひどい言葉なども掲載されていますので、そこに対しても再度聞き取りがされそうです。
まとめ
高花平小学校のいじめ隠蔽問題がなぜこんなにも大きくなってしまったのか。
A子さんとA子さん家族へ紳士に向き合い、対応していればこのような事態にはならなかったのでしょう。
いじめを始めた6人の女子生徒にも非はありますが、一緒になっていじめをしている担任やいじめを放置した学校側に大きな責任を感じます。
また、謝罪するどころか脅しの様な言葉を投げかける加害者家族にも衝撃を受けた方が多いのではないでしょうか。
どのような状況でもいじめは絶対してはいけないことです。
校長にはきちんと謝罪し納得のいく説明をしてもらいたいですね!
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